現在、常用しているのはアルミニウムボディのMacBookです。
MacBookが発売された時に購入した黒プラスティックボディのMacBookも所有しています。「アルミののMacBookにトラブルが起きたときのスペアマシンとして持っていこう。」
ということで、整備を思い立ちました。以前はBootCampを使って、OS-XとWindowsは切り替えて使っていました。その後、OXS-Xのバージョンアップを行っています。Parallelsを購入し再起動という動作を経ずに、OS-XとWinを使い分けています。
そこで、初代のMacBookにもParallelsをインストールし、今の環境と同じにしようとしたのです。
Windows XPのCDを入れインストール段階で、その問題は発生しました。
うん! Windows CDを読み込まない。
強制排出の捜査を行います。しかし、
あれ! CDの排出も出来ない。
分けが分かりません。
吸引式は一見便利そうですが、いったんトラブルになると手の出しようがありません。MacBookは強制排出のピン穴も設けてありません。
インターネットでトラブル事例をさがしましたが、なかなかヒットしません。
WindowsのCDを入れっぱなしにしておくというわけにもいきません。
しかたがない、取り出そう。
MacBookを分解することにしました。
- バッテリーを外す。
裏面のビスを取り除く。
外周のビスを取り除く。
と、作業は順調に進みます。
ビスの多さと、種類・長さが違うのには閉口します。
外した部位別にテーブルの上にまとめておいておきます。
キーボードの手前、左側角がなかなか外れません。
えい!
と力を入れて、キーボード部分を外しました。外れましたが、
あ!まずい、アルミらしい板が曲がって飛び出してきてしまいました。
曲がりを直してとりあえず押し込みました(画面、左角の部分)。
もう一箇所、外すのも組み立ても大変な部位があります。
キーボードと一体化させたカバーのDVDドライブ開口部の上です。樹脂による差込構造になっています。
右上の黒い部分にDVDドライブが取り付けられています。
DVDドライブのカバーを外しWindows XPのCDを取り外しました。
大変華奢です。
全部ばらしてみたいところですが、時間が押しているので、今回はここまでにとどめました。
再組み立てし、起動と他のDVDでDVDドライブの動作を確認します。
最近の電子機器は、軽量化のためぺらぺらです。
無理な力を加えると、容易に曲がってしまいます。
よほど、差し迫ったことがないかぎり、分解はお勧めしません。
剛性の低いプラスティックボディのため、ビスを多用しています。特に、バッテリーBOX開口部周りは、これでもかというくらいにビスを締め付けています。頭部は大きいですが、ドライバーの差込部位は小さく、なめてしまうので精密ドライバーを使います。ゆるみ止めの樹脂をねじ部に使っています。一本は、組み立て時に少し傾いたようで、緩みません。ビスの頭部のふちにマイナスドライバーを当て、叩いて緩めました。
整備性はとても悪いです。これでは、サービス部門から苦情が殺到でしょう。また、組み立ての生産性も悪そうです。
最近のプラスティックボディMacBookはどうなっているか、ショップに出かけ眺めてみました。
バッテリーの取り出し口はなくなり、丸みをつけた一体型の裏蓋をビスで締め付ける構造にしています。また、側面のビスも無くなっています。外観のデザインは、構造設計に大きく影響します。キーボード一体のキーボードトップ取り付けは、そのままにせざるを得なかったように見えます。
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