江戸の人間は”箱根のむこうは化けものだらけ”、などと言っていたものだとものの本で読んだことがあります。かって、旅は大変な行動だったのでしょう。
唐の長安に留学した阿倍仲麻呂は、帰国を果たせず、かの地で生涯を終えています。
情報も少なかったことでしょう。
「旅にいってきたんだってね。どこへだい。」
「箱根の向こう、1日半のXXさ。」
「よく、お帰りになった。」
くらいの、おおらかさだったでしょうか。
今は、大変便利な時代です。
Google earth で行こうとする場所は、どの当たりにあるのかを俯瞰図で見ることが出来ます。運がよければ、その近くに添付された写真で、その当たりの様子を見ることができます。また、電子地図が多くサービスされており、通りの名前や付近の主要な建物をしることが出来ます。
さらに、その当たりに関する情報をインターネット上から得ることが出来ます。
チャットを行っていて、その地の人と交流が出来れば、事前にさらに詳しい情報をえることが出来ます。
子供の頃、熱帯のジャングル、南海の孤島などでの冒険物語にわくわく心を躍らせたものです。いまは、かなりの場所で、携帯電話が使え、そう簡単にはかっての冒険も出来にくい時代です。
さて、この様に地理に関する情報を容易に入手出来るようになると。”あの辺”という大雑把な言い方が、”どこどこの通りで、郵便局の右側二軒となり”と、変わってきたり。さらには、門の前2メートルの”経度・経度・高度はこれこれ、この写真はそこで撮影したんだ” と説明するようになっていくでしょう。
つまり、訪れた場所を、より精度よく記録したいという気持ちになります。
人は、年とともに記憶が薄れていきます。だから幸せだともいえるでしょうが。
「あれ!この写真をとったのは何処だったかな?」
ということは良くあります。
最近のデジカメで撮影した写真には、写真データに撮影日時、時間が記録されています。
ここの、どこで撮影したかの地理情報を付け加えれば、記憶がより鮮明によみがえってきます。
ということで、GPS logger Holux M-241 をこれまで使ってきました。一日二日程度の旅行であれば、これで間に合いますが。五日、六日となってくると、パソコンにデータの保存が必要になってきます。
カメラは8Mサイズで7,500枚程度とれるメモリを搭載しています。データの保存のためだけに重いパソコンを持ち運ぶのは大変です。
そこで、追加で容量の大きい GPS logger を追加することにしました。
購入したのは、台湾メーカー Royal Tech 製の RGM-3800 です。
株式会社アイ・ディー・エーから通販で、
小計 7619(円)
消費税 381(円)
送料 630(円)
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合計 8630(円)
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でした。
品物は25日に届きました。
さっそく、装着し近所を歩いてテストをしてみました。
ルートの記録を地図上にプロットさせると。場所により2メートルほど道路から外れます。
(#90部分)
これで、位置のずれの少ない写真をインターネットにアップロードしていくつもりです。
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